2022年　クイーン・エリザベスでオーストラリアクルーズ　コースと客室の予約

クイーン・エリザベスでオーストラリア旅行の計画

項目	内容
船名	クイーン・エリザベス
クラス	ラグジュアリー,プレミアム
総トン数	90,900トン
全長	294m
全幅	32.3ｍ
乗客定員	2,081名
乗組員数	1,005名
船籍	英国領バミューダ

前回の記事では、一般的なクルーズの計画の立て方を説明しました。

2022年　クイーン・エリザベスでオーストラリアクルーズ　予約の一般的な流れ

今回は、私達が2022年にオーストラリアをクイーン・エリザベスでクルーズした具体的なコースと客室を紹介します。

シドニーからメルボルンまでのクルーズコースの決定

初めからシドニーからメルボルンまでのクルーズを目的としていたわけではなく、オーストラリア旅行の最大の目的は妻のお友達の夫婦の方がメルボルンに住んでいて、会いに行こうということでした。

そこで、せっかく初めてオーストラリアに行くのだから、メルボルンだけではなく少なくともシドニーは外せないということで、シドニーとメルボルンを目的地としてオーストラリア旅行の計画を練り始めました。

オーストラリアではシドニーが最大の都市ですので、日本とオーストラリアの間のフライトは、やはりシドニーがメインです。

シドニーでオーストラリアの出入国をして、メルボルンはその間に訪ねるのが合理的なルートです。

シドニーからメルボルン往復の飛行機を考えている間に、クイーン・エリザベスが日本でのクルーズの前でしたから、もしかしたらクイーン・エリザベスもオーストラリアにいるかもしれないと気づき、Cunard社（クイーン・エリザベスの運航会社）のホームページを見ました。

Cunard公式サイト

すると、12月13日（火）シドニー発、12月15日（木）メルボルン着の2泊3日のショートクルーズを発見しました。

シドニーからメルボルンへの航路図

いつまでにメルボルンに到着しなければならないということはないので、メルボルンの友達に12月13日の到着で良いかと確認するとOKが出ました。

ということで、このショートクルーズコースに乗船することに決定。

クイーン・エリザベスの客室の種類

乗船するクルーズのコースが決まったら、次は客室のグレードを決めます。

飛行機でも、エコノミー、ビジネス、ファーストクラスとあるように、クイーン・エリザベスでも次のような4種類の客室グレードがあります。

• ブリタニア
• ブリタニアクラブ
• プリンセス・グリル
• クイーンズ・グリル

どこに属するかでメインレストランの場所も異なります。

この客室のグレードによって、メインダイニングが異なる場所になるというシステムは、クイーン・エリザベス独特で、英国の階級制度を反映しているとも言われています。

ブリタニア

スタンダードクラスで、メインの食事は「ブリタニア・レストラン」を利用します。

ブリタニア・レストラン

スタンダード内側　約14㎡

デラックス内側　約19㎡

内側の客室は窓がありません。

海側　約17㎡

海側の客室は、窓がありますがバルコニーはありません。

海側バルコニー　約21㎡

バルコニー客室は、客室の外にバルコニーがあります。

オーストラリアクルーズでは、私たちはこの海側バルコニーを予約しました。

ブリタニア・クラブ

メインの食事は、「ブリタニア・クラブ」を利用します。

ブリタニア・クラブ

クラブ・バルコニー　約24㎡

　

同じバルコニー付き客室でも、ワンランクグレードが上がり、食事場所も別のレストランになります。

プリンセス・グリル

メインの食事は「プリンセス・グリル」を利用します。

プリンセス・グリル

プリンセス・スイート　約31㎡

ここからいわゆるスイートルームになります。

クイーンズ・グリル

メインの食事は「クイーンズ・グリル」を利用します。

クイーンズ・グリル

クイーンズ・スイート　約45㎡

ペントハウス　約47㎡

マスタースイート　約102㎡

グランド・スイート　約128㎡

オーストラリアクルーズの客室の決定

実に多くの客室の種類がありますが、私達のような庶民は、現実として「ブリタニア」の海側バルコニー以下の客室になります。

これに別途租税、手数料、港費用として8,333円かかります。

同じ客室で料金の違いは、視界が良いか、船の中央に位置するかで異なります。

2泊の料金ですから、1泊23,500円～32,500円で豪華客船クイーン・エリザベスのクルーズが楽しめます。

しかも、3食やおやつ食べ放題で、アフタヌーンティーや夜のショーも無料ですし、シドニーからメルボルン間の交通費も入っていますので、それほど贅沢な旅行にはなりません。

私の2015年のイギリスクルーズでは、内側客室で窓なしのキャビンでした。

3泊4日くらいのショートクルーズで、客室は寝るだけと割り切れば安い内側でも良いと思います。

1週間位のクルーズになれば、少しストレスが溜まるかもしれません。

今回は、2泊3日のクルーズなので、私だけの単身であれば内側でも十分です。

ただ、妻が最初のクルーズでしたし、クルーズを充分に楽しんだほうが良いので海側バルコニー客室にしました。

内側、窓側客室と比較しても、これくらいならバルコニー付きの客室のほうが良いと思います。

2024年春　クイーン・エリザベス日本発着クルーズ

来年も今年のように2024年3月～4月にかけて、クイーン・エリザベスの日本発着クルーズが4本行われます。

しかも、いつもの横浜港ではなく、東京港で始めて発着します。

2024年日本発着クルーズも早めの予約で良い客室を。

クラブツーリズムで予約の仕方

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6本のクルーズが選択できますので、ご希望のクルーズをクリックして予約にお進みください。